[オスとメスの違いって?]トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】
<オスのほうが美しいかも>
繁殖の際、オスはメスに選ばれるために、容姿の美しさも求められます。飾り毛が立派でゴージャスな見た目は、実はオスのほうに多く見られるかも。人間とは反対ですね。
<オスのほうが体が大きい傾向に>
一般的に、生まれたときからオスのほうが骨格が太く、男性ホルモンが多いことで筋肉も発達しやすいので、体が大きく育つ傾向にあります。もちろん個体差はあって、メスより華奢なオスもいます。
<オスのほうがニオイが強め!?>
メスに比べ、去勢をしていないオスは、尿や分泌物のニオイも含めた体臭が強めのようです。とはいえ、人が気づくほどのニオイの差はありません。トイ・プードルは、オスメスを問わず、清潔にさえしていれば体臭の気にならない犬種です。
<メスのほうが嫉妬する!?>
避妊をしていないメスは、発情期前後に気性が不安定になる傾向に。飼い主ご家族のご主人(男性)を挟んで、奥さん(女性)と三角関係の様相を見せ、時にはご主人と仲の良い奥さんに噛みついたりすることも……。また、発情期後には70%の割合で偽妊娠します。
[ペットショップで成長した犬は飼いやすい?飼いにくい?]
<人慣れはしているけれど、他の社会化ができていないことが>
ベットショップに並ぶケースの中で気になる存在なのが、体がやや大きくて窮屈そうにしている売れ残りの犬。ショップに来てから病気を患ってしまい、療養してる間に育ってしまった、などのワケがあることも……。反面、長くショップにいる間に、たくさんの人に見られ、触れられているので、人慣れしている傾向はあります。ただし、他の社会化はできていないことが多いので、飼うと決めた場合には、多少のしつけの苦労は覚悟しましょう。
<しつけに手遅れはナシ。問題行動もしつけで改善できる>
飼い犬にとって大切な社会化期のすべてを、ペットショップで過ごしてしまった犬に、しつけは可能なの?と心配な方もいるでしょう。しかし、しつけに手遅れはありません。もちろん、社会化トレーニングを始めるのに最適な時期は逃してしまったので、時間は多く要しますが、基本は同様のやり方で教えていきます。すでに問題行動が生している場合には、プロの指導をあおぎ、改善に努めましょう。何より大事なのは、愛情を持って接し、できると信じて根気強く学習させることです。