【家庭犬としての基本動作】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】

【遊び感覚で少しずつ教えていくことがポイント】
犬と楽しく暮らしていくためには、適切にしつけることが大切です。そのためにまず必要なのは、社会化のトレーニングやトイレトレーニングなどですが、さらに教えたいことが「スワレ」や「オイデ」「マテ」などの基本動作のトレーニングです。
基本動作を覚えさせることは、犬をコントロールできるようになるということです。たとえば、「オイデ」ですが、犬がいたずらをしそうになったときや、危険な行動をとろうとしたときに、「オイデ」と声をかけ、すぐに犬が飼い主のそばまで来れば、いたずらや危険を回避することができます。
犬をコントロールできるようになれば、いろいろな場所に連れていくことも可能になります。

[基本の動作と教え始める時期]
[生後2~3か月ごろから]
最初はトレーニングというより、犬との遊びの中で動きを教えていくようにする。できなくても、決して叱らず、根気よく教えていこう。

<マグネット遊び>
トレーニングは、フードで誘導して行う。そのためのプレ・トレーニングがマグネット遊び。フードを使って犬を動かしてみる。

<アイコンタクト>
名前を呼ばれたら飼い主を見上げ、目と目を合わせるようにするトレーニング。マグネットト遊びに犬が慣れたら、始める。

<スワレ>
犬を座らせるトレーニング。比較的簡単に教えられるが、確実に覚えさせるため、段階をふんでじっくり教えるように。

<オイデ>
呼んだら飼い主のそばまで来ることを教えるトレーニング。

<フセ>
フセのポーズを教えるトレーニング。生後3~4か月ごろ、スワレを覚えてから行うとスムーズにできる。

[生後5~6か月以降]
次の2つは難易度が高いので、生後5~6か月以降から始める。完璧にできるまでには時間がかかるので、繰り返し、教えることが大切。

<マテ>
「マテ」と言われたら「OK」と言われるまで動かずにいることを教えるトレーニング。難しいので、1歳ぐらいで完璧になれば十分。

<ツイテ>
散歩のときに「ツイテ」と言われたら飼い主の脇について歩くトレーニング。これも難しいので、1歳ぐらいで完璧になれば十分。