【昔と今では、飼い犬に求めるものも大きく変わっています。】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】
【犬のしつけの考え方】
<犬と幸せに暮らすために犬の社会化は不可欠>
あなたが犬を飼いたいと思ったのはなぜですか?
「愛犬といっしょにいろいろな場所へ出かけられたら楽しいだろうなぁ」「誰からもかわいがられる愛犬がいたら寂しくないだろうなあ」。
そんな願いを抱いて犬を飼い始めたのなら、犬が人間社会にストレスなく溶け込めるよう、「社会化」を教えることが不可欠です。
犬の社会化とは、家族以外の人やほかの犬、さまざまな音や物体など、人間社会に存在する多くの刺激に慣らしていくことです。
飼い始めたら、できることからすぐに実践していくことが、社会化成功のカギとなります。
[今の犬]
[いっしょに幸せになる家族の一員]
毎日いっしょに仲よく暮らし、いつでもどこでも楽しい時間を共有できる、まさに家族のような存在。
飼い主さんと
<共生関係>
が望ましい
<社会化が必要>
人間社会で飼い主さんたちと快適に幸せに過ごすために、社会化トレーニングが不可欠。
[昔の犬]
[泥棒よけの番犬]
基本的に外飼いで、どこにも連れて行かない。他人は受け入れず、まさに飼い主さんのしもべのような存在。
飼い主さんと
<主従関係>
が望ましい
<社会化は不要>
番犬は、外に出かけないし、他人に愛される必要もないので、人間社会になじまなくていい。
<アイコンタクトのとれる愛犬に育てよう>
愛犬と飼い主さんが、いっしょに過ごす時間をともに喜びとして感じることができたなら、毎日がバラ色ですよね。
そんな犬とのハッピーライフを手に入れるために、幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」の分泌に関する興味深い研究報告があります。
犬が飼い主さんを見ている時間のトータルと、大のオキシトシンの上昇に比例関係が見られたというのです。つまり、自発的にアイコンタクトをとる犬に育てることが、幸せ度UPにつながるという結論です。
愛犬が自発的に飼い主さんを見るようになるためには、3つの実践したいことがあります。以下のことを心がければ、近い将来、理想の間柄になれるはずです。
[愛犬とアイコンタクトをよくとれるようにするには…]
<①ストレスを与えずに好ましい行動を教える>
無理やり教えると犬にストレスがかかり、視線を外すように。
<②社会化をさせる>
社会の刺激になじんでいないと、周囲が気になって飼い主さんを見なくなる。
<③問題行動は叱らないで減らす>
叱られるとやはりストレスになって、目を合わさなくなる。