【フセ どうしてもフセに誘導できないときは…】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】
【足くぐりでトライ】
どうしても「フセ」の姿勢を取らないときは、「足くぐり」という遊びの中でポーズを教えましょう。
<①膝を曲げて座り、隣に「スワレ」>
飼い主さんは膝を曲げた状態で床に座ります。その時に犬をオスワリさせ、握り込んだフードのニオイをかがせます。
<②フードの入った手を両足の間に移動>
その手を膝のトンネルの向こう側に移動します。ニオイに夢中な犬は、膝の下をくぐろうと頭を下げ、背を丸めます。
<③両ひじを床に着けたらフードを>
足の下でいっそう低い姿勢になり、両ひじを床につけたら、ほめてフードをあげてなでます。
<④犬の頭上の足をはずす>
フードを食べさせながらそっと足を外すと、まさしくフセのポーズに。
【フセ 足くぐりがスムーズにできるようになったら…】
【腕くぐりでトライ】
「足くぐり」の次は、「腕くぐり」。これができれば、左手を外すだけで「フセ」の最初のトレーニングが可能に。
<①左手でバーを作り、隣に「スワレ」>
飼い主さんは膝を着いて床に座り、その隣に犬をオスワリさせて、フードのニオイをかがせます。左手は、床から15~20cmぐらい高さにバーのように置きます。
<②フードの入った手をバーの向こうに移動>
フードを握り込んだ手を、左手のバーの先の床近くに移動。ニオイに夢中な犬は、左手の下に頭を入れます。
<③右手を床に着け、フセを誘導>
床に着いた手の中のフードに夢中になって、左手バーの下でいっそう低い姿勢になり、両ひじが床に着いたら成功。
<④ご褒美フードをあげ、左手を外す>
「フセ」のポーズができたら、ほめてフードをあげ、左手のバーを外してなでます。