トイプードルの歴史トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】
猟犬から愛玩犬へ!小型プードルの登場
プードルの歴史は大変古いもので、紀元前30年頃のローマ皇帝の記念碑にも、プードルがほられた彫刻が残っています。
プードルはドイツで生まれたという説がもっとも有力で、名前もドイツ語の「プーデルン(水をはね返す)」からきています。もともとプードルは、水鳥猟で獲物を回収する水猟犬だったのです。今でもドックショーなどで基本となる「プードルカット」は、心臓などを保護し水中で活動しやすくするためにうまれました。
トイプードルの誕生
ドイツで猟犬として働いていたプードルたちは、フランスへも猟犬として渡って行きました。
しかしその後、16世紀ごろからフランスの貴婦人の間で気品があって可愛いプードルの人気が高まってきて愛玩犬(ペット犬)としても飼われるようになっていきます。
愛玩犬として飼いやすいよう小型化したミニチュア・プードルが作られ、18世紀にはさらに小型化したトイ・プードルが誕生しました。
日本でのプードル
このように欧米で人気を集めたプードルが日本へ入ってきたのは江戸時代ごろと言われています。
また、家庭でのペット犬として飼われ始めたのはごく最近で、1900年代の後半ごろからになってからです。
しかし、その数十年でその愛らしい容姿や、飼い易さから人気を集め続け、現在JKCの登録数でもプードルが圧倒的1位でそのほとんどがトイプードルです。名実ともに日本でのダントツ人気の犬種となっていますね。