トイプードルの気を付けたい怪我、病気トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】

トイプードルにかかわらず、犬も人間と同じように成長とともに病気にかかることがあるのは言うまでもありません。 こちらのページでは、トイプードルと一緒に暮らすうえで気を付けたい疾患やその予防法などについて紹介したいと思います。

 

トイプードルのかかりやすい病気

■膝蓋骨脱臼

トイプードルの後ろ足、膝のお皿がずれてしまう病気です。
トイプードルにかかわらず、小さな犬種に多く見られる病気になりますね。
度によってレベル分けされていて、症状もレベルに応じて違います。 ひどい場合には手術が必要となりますが、程度の軽いものでは、体重管理や足裏のお手入れ、滑りやすいフローリングを避けるなどの環境づくり、薬やサプリでの症状コントロールなどで普段の生活に支障がない場合もありますので、こちらは獣医師さんと相談してみましょう。

 

■レッグペルテス

股関節の骨の異常の病気で、骨が変形や壊死してしまう病気です。
歩き方がおかしい、足を引きづって歩くなどの症状があります。
治療については、投薬などの療法もありますが、病気を根治するものでは無いため、最終的には手術となることが多いです。 こちらの病気は遺伝での発症の可能性が高いとみられています。

 

■てんかん

こちらは急に歩けなくなったり、震えが止まらなかったり、けいれん発作を起こす等の症状の脳の病気です。 トイプードルに限らず多くの犬種で見られる病気ですが、発作は数秒で終わるものもあれば、数分にわたって続くものもあります。 発作の最中は、落下させてしまったりの危険もあるので、無理に抱き抱えたりはせずに、そっとそばで見守ってあげてください。治療は抗てんかん剤などの投薬が主になります。

 

■外耳炎

トイプードルの特徴で、かわいいお顔のポイントでもある垂れた耳ですが、この垂れ耳の犬種に多い病気が外耳炎です。
症状は、耳の中で菌が繁殖し、炎症をおこすものとなります。 普段より、適時に耳掃除をしてあげるなど清潔にお手入れしてあげることで防ぐことができます。

 

■低血糖症

低血糖症は、血液中の糖分が少なくなる症状を言います。
子犬の低血糖症、成犬の低血糖症と同じ低血糖症でも少し原因、対処が変わってきます。 子犬が低血糖症になる場合には、体温の低下や空腹などが原因として考えられます。 なので、室温を維持して体温の低下を防ぐ。ご飯をしっかり食べさせて、栄養(糖分)をとらせる等の予防法がありますね。 成犬の低血糖症は、空腹や運動後など、糖分の補給ができてない時、体内の糖分を使い切ってしまった時などに起こりやすくなります。 また、肝臓疾患によっておこるものもあります。 対処法としては、子犬なら即効性を考えてブドウ糖を、成犬ならご飯を与えることで回復します。

 

 

トイプードルの怪我

 

トイプードルはとっても社交的で、遊ぶのが大好きな犬種です。 興奮してテンションが上がると、お家を走り回ったり、ソファーやベッドにジャンプしたりする子もいるでしょう。 ただ、やはり小型犬で骨格や骨自体も細いので、高いところからジャンプしたりすると骨折や、関節を痛める原因になりかねません。 お家の中でも、もちろん外に遊びに行く時でも、高いところに上ったり、階段のような段差を全力疾走したりするようなことは無いように気を付けてあげましょう。

 

トイプードルも、人間と同じく生き物です。

何事もなく、健康で日々過ごしてくれるに越したことはありませんが、突然の疾患や怪我の可能性はあります。
そんな時には、飼い主様がいち早く気づき、動物病院などへ早めの対応ができるに越したことはありません。
日頃より愛犬の様子をよく見て、適切な対応ができるよう心がけましょう。