【子犬が家にやってきてすぐにやることは、事前にイメトレを!】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】
【飼い始める前に知っておきたい、学んでおきたいこと】
<犬を安心させるためにも、触れ方、抱き方を事前学習>
犬が家にやってきてからしばらくは、とにかくせわしないもの。そこで初めて参考書を開いてアタフタするよりは、前もって知識を得ていたほうが落ち着いて行動ができ、犬のためにもなります。
犬が家に到着して最初に行うのが、触れることと抱っこ。犬を不快にさせないスキンシップのとり方と、犬の体に無理を強いない抱き方を学んでおきましょう。
[犬とのスキンシップのとり方]
<リラックスさせた状態で前胸やお腹をマッサージしたり…>
首輪の間に親指を入れて、落下を防止しつつ、残りの指で「の」の字を描くように、前胸とお腹あたりをマッサージ。
お腹を見せる無防備なポーズを嫌がるときは、立った姿勢のまま同様に。
<耳を触ったり…>
耳のつけ根あたりは気持ちのいいポイント。優しくなでてあげて。
[足腰に負担をかけない正しい犬の抱き方]
<①両脇に手を入れ、そのまま上に>
犬の両脇にしっかり4本指を入れ、バランスよく持ち上げます。
<これはNG>
左右の前足をつかんで上体を起こすのは腰の負担に。
<②オスワリの姿勢に近いと○>
右手でしっかり体を支え、左手で後ろ足をつかんで安定させます。
[トレーニング用の抱き方]
スキンシップをはかるのが目的ではなく、トレーニング中に抱き上げるときは、以下のようにして。
<①犬の腰が下がりすぎないように>
犬を自分の身体にピタッと密着させ、左手を脇の下に入れてしっかりと抱きかかえます。
<②首輪に親指を通して落下を防止>
右手の親指を首輪に通すと、暴れても落とすことなく、残る指でマッサージもできます。
首輪は、親指を入れるゆとりがあり、かつ、頭から抜けない長さに調整しましょう。