【プードルとしつけ】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】

【飼い主の接し方で犬は変わる】
しつけられている犬は、暴走することなく、飼い主に寄り添って歩く。

子犬を引き取ったその日からトイレや食事などのお世話をすることになりますが、そのときに忘れてはならないのがしつけのことです。特にトイ・プードルの場合、「かわいい服を着せてお散歩したい」「一緒にカフェへ行きたい」と思い描く人が多いもの。どこへでも連れていけるようにするためにも、しつけが欠かせません。
そもそも子犬自体は、人間の赤ちゃんと同じで最初はまったくの「無垢」。まっさらの状態で生まれてきます。人をかんだり、やたらに吠えるような困った犬にしてしまうのは、人間の接し方に問題があるといえるでしょう。犬のしつけとは、飼い主側の問題でもあるのです。自己流ではなく、合理的にしつけましょう。

[どんなしつけが必要なのか?]
[それは犬のためにもなる?]
ひと口にしつけといっても、いろいろなものがあるが、家庭犬に必要なしつけは大きく分けると、次の3つ。どれも、飼い主だけでなく、犬のためにもなるものなので、愛情を持ってしっかりしつけたい。最近は、子犬のうちにしつけ教室に通うという人たちも増えている。

<①家の中で一緒に気持ちよく暮らすためのしつけ>
部屋のあちこちでオシッコやウンチをしたり、飼い主が食事をしているときにほしがって吠えるような犬では、飼い主のストレスがたまる。しいては犬との関係も悪くなることに。そうならないようにルールを教えることが必要。

<②人や環境に慣らし、落ち着きのある犬にするためのしつけ>
人に過剰な警戒心を抱いて、吠えたり、かんだり、飛びかかったりする犬だと、周囲に迷惑をかけることに。犬も年中ストレスにさらされてかわいそう。そうならないためには、子犬のころの社会化のしつけが重要。

<③犬の行動をコントロールするためのしつけ>
「オイデ」や「マテ」などのしつけができていると、犬の行動を抑制することができ、飛び出しや転落などの事故防止に役立つ。また、カフェやショップなど、いろいろな場所へ連れていくときにも安心。ぜひ教えたい。

[プードルEye]
[トイ・プードルは記憶力がいい]
トイ・プードルはとても頭のいい犬です。なんでもよく覚えるので、しつけがしやすい犬だといえます。
でも、それは逆に言えば、悪い行いも覚えやすいということです。たとえば、人間が食事のときについ人間の食べ物をあげてしまったりすると、それをすぐに覚えてしまい、次回から同じように食べ物をねだったりします。
だからこそ、トイ・プードルにとってしつけはだいじ。トイレ、食事、散歩など、ひとつひとつを着実に教えるようにしましょう。