【あまがみ、かみつき防止】トイプードル・ティーカッププードルのブリーダー【ポッシュ】

【子犬のあまがみはほうっておかない】
[対処法]
<あまがみをしたら無視する>
人間の手や、服のすそやそでなどにかみつくのは、動いているものを見るとかみたくなるという犬の本能から、かまれて騒ぎ立てると、犬にとってそれが楽しいことになってしまうので、背を向けるなどして無視するのがいちばん。

<かんでいいものを代わりに提供>
歯茎がムズムズするためにかむので、代わりにおやつ用の骨やガムなどを与える。大きいまま飲み込んだりしないように、飼い主が見ているところで与えること。また、引っ張りっこ遊びでおもちゃをかませるのもおすすめ。

<かむと苦いを経験させる>
人の手へのあまがみをやめさせるには、手にいたずら防止剤を塗って、人間の手を噛むと苦いということを教える。

いたずら防止剤を手の甲に塗っておくといい。

いたずら防止剤を指に塗ると、人の手からフードが食べられなくなるので注意。

子犬は、人間の手をあまがみしたり、家具などをかじったりします。歯の生え替わり期に歯茎がムズムズするためです。
人間の手をあまがみしても、あまり痛くないからと放っておくと、「かみつき犬」になってしまうこともありますから、クセにならないように対処しましょう。

<ワンPOINT>
<家具などをかむときは、いたずら防止剤で>
かまれて困るものは犬の周囲に置かないのが基本。でも、そうもいかない場合は、いたずら防止剤を吹きかけて対処。かむと苦い味がするので、それにこりてかまなくなる。ただし、犬によっては、きかないことも。また、ふきかけてから時間がたって苦みが弱くなったときに、またかむということもあるので注意を。

犬がかむ場所に、いたずら防止剤を吹きかける。

[口のまわりや中を触らせる練習]
いやがらずにマズルをつかませたり、口を開けるように子犬のころから練習しておくと、動物病院での診察や投薬などの際に助かる。歯みがきをスムーズにするためには、いやがらずに歯を触らせる練習を。

[マズルをつかませる練習]
①小指の付け根に、犬用チーズを塗る。
②指を曲げ、輪っかをつくる。
③手を犬の口に近づけると、チーズのにおいに誘われて犬が輪の中に鼻先を入れてくるので、そのまま鼻先をつかむ。

★これを何度も撮り返していると、犬はマズルをつかまれることを受け入れ、チーズなしでも楽につかませるようになる。

[薬を飲む練習]
①指先にフードを持ち、犬の鼻先に近づけ、においに集中させる。
②反対の手で上あごをつかみ、上下の歯の間を押すようにしてロをこじ開け、口の中にフードを入れる。

★これを何度も繰り返していると、口を開ければフードがもらえることを犬が覚え、フードなしでも口を開けるようになる。口の中にフードを置く位置も、だんだん奥のほうに置くように練習しておくと、薬を飲ませるときに楽。

[口の中を触らせる練習]
①人指し指に犬用チーズを塗る。
②指を犬の口に近づけると、なめてくる。
③そのまま指を入れて歯を触る。

★これを歯みがきに応用。手袋をした手指に犬用歯みがきペーストをつけ、歯をみがく。